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コラム【Sidewalk View】第6回:印象に残るプレゼンテーション(モンドデザイン堀池洋平)

column 2016-09-14  

 

以前、弊社製品の表彰式に出席した時に色々な製品・サービスのプレゼンテーションを聞く機会がありました。今回は、その時に感じたことを書かせて頂きます。

まず始めに、プレゼンテーションスピーチで大切なことは、話の内容よりも、服装などの見た目や堂々とした話し方のほうが、重要だということです。なぜならば、細かな製品仕様やサービスの詳細は資料を見ればある程度わかります。プレゼンテーションで伝えることは、その内容をしっかりと見てもらえるようなワクワク感を演出することだと思うからです。

例えば皆さんの経験でも分かるように、よほど興味のある内容やサービスでない限り、家に帰った時に詳細のほとんどは覚えていないのではないでしょうか?つまり大まかな内容・数十秒にまとめられる内容を、驚きとともに伝えるということが最も大事なのだと思います。

ただ、画面に映し出された資料を読み上げるだけでは、なかなか印象に残り商品を覚えてもらえるプレゼンテーションにはなりません。そこで、聴衆に質問を投げかけて無理矢理にでも話に巻き込む、または話の冒頭でユーモアをまぜて興味を喚起するなど、様々な方法があります。

ところで、プレゼンテーションが上手いと言われているアメリカの最大手企業のCEOがスピーチする際に、何に気を付けているかというアンケートがありました。衝撃的だったことが、多くのCEOが「練習あるのみ」と答えていることです。例えばアップルの故スティーブ・ジョブズ氏なども、新製品発表の時は幾度となく練習を行っていたとのことです。

謙虚を美徳とする日本人は、プレゼンテーションが苦手な人が多いと思います。私もそのひとりではありますが・・・。良いものをしっかりと世に知らしめるためには良いプレゼンテーションが大事なことは言うまでもありません。

自己主張が長けている海外のトップですら幾度となく練習を積み重ねているということは、それ以上に練習を積み重ねることが大事だと思います。

【著者紹介】

【堀池洋平(ほりいけ・ようへい)】

1980年神奈川県生まれ。幼少期から高校卒業まで福島県いわき市で過ごす。大学卒業後に広告制作会社に勤務。2006年、廃タイヤチューブを再利用した自社開発製品「SEAL(シール)」を販売すべく株式会社モンドデザインを創業。代表取締役に就任
モンドデザイン公式HP:http://www.mondodesign.jp/
SEAL公式HP:http://www.seal-brand.com/index.html

堀池さん②顔

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