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コラム【スニーカー狂の唄】第8回:スニーカーを題材にした「○○〇」(nokisaki/cozymadmax)

column 2017-06-13  

今回のコラムは、スニーカーそのものではなく、スニーカーに関わる物事について書きます。

例えばアート。

イギリス人アーティストのDAVE WHITEは、元々はJordanの作品にインスパイアされた作品が有名です。過去にはJordan BrandからAir Jordan 1のコラボレーションシューズを出し、少し前にはNikeのAir Max 95を手掛けました。

例えば映画。

2005年公開の『JUST FOR KICKS』は、スニーカーフリークやスニーカーブームの立役者が多々出演した、スニーカー好きは見ておいた方が良い内容でした。

そして音楽。著者が昔から今も変わらず好きなのが、ヒップホップです。

B-BOYは基本、新品のようにきれいで、あたかもおろしたての真っ白のスニーカーが好きです。(現在では価値観が変わり、履き古したNIKEやVANSでもフレッシュに感じ取れるようになりましたが…)

ギャングスタラップ(ラップのジャンルの1つ)では、西海岸系だとK-SWISSのKSL02みたいな厚底スニーカーに、極太でアイロンかけたてのディッキーズを合わせるのが、典型的かつカッコイイと思える着こなしです。

一方、東海岸ではpuffy(P.DIDDY)やNAS、JAY-Z.など、挙げたらキリがないほどのスーパースターが、シワさえも許されないNIKE「AIR FORCE 1」の白/白を履く。

AIR FORCE 1と言えば、日本ではNIKEと契約をしていたNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの影響が多かったのではないでしょうか。

ちなみ著者は、99年のNitro CupプロモサンプルのオールリフレクターのAIR FORCE 1が欲しすぎて、期間限定のNIKE iDでリフレクター素材をAIR FORCE 1で使えたことがあり、配色もほぼ同じに作成しました(笑)。

書き出すとキリがありませんが、NIKEの履き方はNITROから教わったといっても過言ではありません。

外見はルーズでだらしなそう?に見えても、それがB-BOYの正装です。

NELLYのAir Force Ones (https://youtu.be/BfzsMQGqrt0)は、今見てもお手本ではないでしょうか。

AIR FORCE 1のオールホワイトだけは綺麗に履く癖がある人は、ヒップホップが好きなんだと思います(笑)。

SNSでは、ほぼスニーカーをUPするアカウントが無数に存在し(著者もそうですが)、そこにはスニーカー愛が溢れています。

映画、ミュージックビデオ、街、どんな場面でも、まずスニーカーを見てしまう癖はきっとスニーカー好きには共通でしょう。

最後にあるある言わせてください。「テレビでは足元のスニーカー見たい芸能人がいても中々映されないがち」

【著者紹介】

【cozymadmax】

1983年神奈川県生まれ。20歳で就職した某大手インポートブランドに8年間勤務。2012年3月にnokisakiのディレクターに就任。国内外のブランドの仕入れから「nokisaki」のオリジナル製作と「UNFIZZY」のプレスを務める。
nokisaki blog: http://www.fathom-web.com/nokisaki_blog/
instagram: https://www.instagram.com/cozymadmax/

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